記事が400個目ということで・・・
こんばんわ。きのっきーです。
この記事でブログを始めて400個目の記事です。
なので・・・
タイトルとはなんら関係ないけど最近ふと思ったことを書いてみようと思います。
この前参加した商工フェアで試食だけしていったお客さんが言った言葉です。
「エリンギなのに高いよね?」
確かに設定した値段だけを見れば、そのように思う方もいることは初めから理解しています。
実際に市場での価格は、小規模な生産者にとっては確実な
赤字になる程下落しています。
今年は特に「きのこ」だけでの話ですが、放射能の騒ぎがあって以来大手の海外輸出用の製品がほぼストップした関係で行き場の無くなった製品が一斉に国内に流れて、ただでさえ飽和状態だったのに追い討ちをかけて下落の要因になっています。
大量な在庫に過剰な生産・・・
これは現在でも続いていると容易に推測できます。
結果が今の「安いきのこ」です。
この事は普通に考えれば一般の消費者には伝わることがない情報になります。
ただ
「安い」
これだけが消費者の目には映ることなのかなと思います。
ですが安い事には
必ず理由があります。
企業努力の結果といえば聞こえは良いですが、
「安かろう悪かろう」と言われるとおり、日持ちさせたり効率の良い生産をするために添加物を使い栽培された「きのこ」が果たして
「安くても良い物」といえるのでしょうか?
私たちのような小規模な生産者は大手のように過剰な生産もしていなければ、分けのわからない添加物等を使って商品自体の日持ちを長引かせるような事もしていません。
正直な所
「同じもの」として見られては少々困惑してしまいます。
「無知は罪」とは言いませんが、こんな事実も裏側にはある事を知ってほしいです。