きのこの昔

きのっきー

2013年06月21日 18:00

こんばんわ。きのっきーです。



たまには真面目に?きのこの事を書いてみようと思います。

テーマは「きのこの昔」

日本人はいつからきのこを食べていたか知っていますか?

正確にいつからと言うのは分かりませんが、おそらく縄文時代の中期後半から後期前半頃と言われています。

と言うのも縄文版きのこ見本と思われる土製品が東北地方で発掘されています。

文献できのこに関するものは奈良時代になりますが、日本書紀には吉野の国栖人が応神天皇に土地の産物であるきのこを献上したと記されているそうです。

平安時代には古今和歌集等に貴族がマツタケ狩りを楽しんでいた事を詠んでいたりします。

平安時代の後期には今昔物語にヒラタケにまつわる話がでているそうです。当時はマツタケもヒラタケも貴重なものとして認識されていたようですね^^



桃山時代になると武士もマツタケ狩りを楽しむようになり一般庶民がマツタケを食べるようになったのは江戸時代~らしいです。

きのこの調理法は昔から定番の汁物・煮物・焼き物が主だったとされています。

きのこを人工的に栽培し始めたのは江戸時代後期になってからだと思われます。

それより以前は完全に運任せなところがあるので人工栽培じゃないのかな?(江戸時代の頃も運任せ感たっぷりですが・・・)

明治・大正になると今の原木栽培の原型が見えてきます。

現代の菌床栽培は昭和中期に長野県でエノキの栽培が成功したが始まりみたいですね

ざっくりと書いてみましたが、日本人はきのこ好きで民族としての食文化の特徴と言えますね^^

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