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2013年10月01日

きのこを食べよう~ベータグルカン編~

こんばんわ。きのっきーです。

こんな話を知っていますか?

エノキ茸の生産量日本一の「長野県中野市のきのこ農家はガン死亡率が特に低い」

きのこにはベータグルカンと言われる多糖が含まれています。



ベータグルカンとは免疫作用や制癌作用があるとされています。

きのこ農家は普段からきのこを人より多く食べています。と言うか肉屋は肉を多く食べているだろうし漁師は魚を多く食べていると思いますが・・・

きのこを多く食べる分ベータグルカンの摂取量も増えてそれだけ癌の抑制にもなっていると思われます。

きのこは多くが水分なので火を通せばいっぱい食べることが出来ます。

健康の為にきのこをいっぱい食べましょうね^^  


Posted by きのっきー at 18:59Comments(0)真面目なきのこの話

2013年09月11日

きのこは実はすごいエコなのです。

こんばんわ。きのっきーです。

今日はきのこは実はすごいエコなのです。というお話



きのこを栽培するのに必要なものは、基礎培地になるオガ粉・コーンコブ

オガ粉は殆どが間伐材になると思います。

間伐材とは・・・簡単に言うと森林の間引きした木材ですね。

コーンコブはトウモロコシの芯を砕いたものになります。

栄養になる資材は主にフスマや米ぬかなどです。

フスマは麦の皮

米ぬかやオカラは説明は要らないと思います。

他にはトウモロコシから絞った油粕や砂糖大根の搾りかす・そば殻や綿花の残り物等

殆どの資材が副産物になります。

まさに再利用天国♪

きのこを収穫した後の廃培地は農家さんや牧場に持って行き堆肥としてリサイクルされています。

間伐材や副産物を使いきのこを作り廃培地は堆肥になる。

その堆肥が作物を作り、いずれきのこの資材になる。

どうでしょうか?

しっかり循環しています。

きのこは実はすごいエコなのです。  


Posted by きのっきー at 18:42Comments(0)真面目なきのこの話

2013年08月24日

お見合い

こんばんわ。きのっきーです。

今日のブログタイトルはお見合いハート

ちなみにきのっきーがお見合いをするわけではないです。



ちょっと笑えるトラブルもありましたが・・・

タマチョレイタケの交配作業も次の段階にきました。

お見合いです

実際のところ細かい作業なので写真では見づらいと思いますが、2種類のタマチョレイタケから採取した胞子を培養して隣り合うようにシャーレ上に配置します。

例えばそれぞれの胞子を10個拾った場合は10個×10個で100通りになります。

なんというか・・・きのこ界の婚活パーティみたいですね

ここでそれぞれの相性がよければ二核菌糸になり新しい品種のタマチョレイタケが生まれます。

ここまでは作業的にもたいしたことが無いのですが・・・

交雑して二核菌糸になったかどうかを調べる作業は正直きついです。発狂します(笑)

その辺のお話はまたいずれ・・・  


Posted by きのっきー at 17:41Comments(0)真面目なきのこの話

2013年08月19日

美味しいきのこの選び方エリンギ編

こんばんわ。きのっきーです。

今日は富士きのこセンター流「美味しいエリンギ」の見分け方を紹介したいと思います。



基本的にきのこ類は日持ちしないので産直市などで生産者から直接購入するのが美味しいさ鮮度ともにバッチリなのですが・・・

それは中々難しいと思うので・・・

量販店等で購入する際に選ぶポイントを紹介したいと思います。

まず大事なポイントは見た目にだまされない事


よく聞くのは「傘が丸くて茎も太くしっかりしている」いうのを聞きますが、形による味の違いは殆どありませんと言うよりB品として売られているペシャンコなエリンギの方が実は歯ごたえが良かったりします(笑)

ですが、見た目から得られる情報は結構あります。

傘のふちは丸みを帯びている方がいいでしょう


傘が開いて平らになっているものはいわゆる「完熟」状態です。パックに入っていても胞子を飛ばしている為日に日に味は落ちていきます。
採れたてならば間違いなく一番美味しい状態ですが、量販店等で購入する際は完熟一歩手前の物を選ぶのが理想です。
きのこ類は収穫してからも微量ながら成長を続けています。

ちなみに傘の形自体はどんなものでも構いません。

茎の色は白いものがいいでしょう


エリンギは時間がたてば段々黄色みがかかってきます。要するに売れ残りの可能性が高いです。

傘の大きさは茎の一番太いところより大体一回りほど大きいものがいいでしょう


見た目のボリュームを出す為に傘がやたら大きいものがありますが、エリンギは茎が美味しいきのこです。アンバランスな形はあえて傘を大きくしている場合があり、劣化が早い場合があります。

触ってみて弾力がある方がいいでしょう


きのこの大半は水分です。ふにゃふにゃしているのは水分が抜けてしまっている又は菌糸の密度が低いので避けるほうが無難です。軽く触れてみて弾力があるのを選びましょう。きのこはデリケートな食材です。あまり強く押したりするとそこから痛み出すので、選ぶときはやさしく触れてあげてください。

最初に書いた通りきのこ類は実のところ生産者さんから直接購入するのが一番の理想です。

と言うのもなぜかやたら日持ちする不思議なエリンギも存在するからです(笑)
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某大手のエリンギ等と一般生産者の物を購入してみて並べておいて置いて放置してみるとかなり高い確率で某大手の方が日持ちします。興味があればやってみてください。
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑見る場合は自己責任でお願いします。↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

まだまだ暑い日が続きますが、これからきのこ類が美味しい時期になってきます。見分け方の参考になれば生産者としてありがたいことです。

  


Posted by きのっきー at 17:38Comments(0)真面目なきのこの話

2013年07月31日

マイタケのお話

こんばんわ。きのっきーです。

先日予想外の出来事でマイタケが作れたので今日はマイタケのお話です。



まずは名前の由来から

これは結構知っている人も多いと思いますが、一つは野生のマイタケはとても美味しいので見つけた人が嬉しくて舞い上がった事から「舞茸」

もう一つは、野生の大きく育った子実体の姿がまるで人々が集まって群舞しているようである事から「舞茸」

この二つの説が有力ですね。

マイタケはブナ科の広葉樹に寄生する木材腐朽菌です。

野生のものになると大きくて10kgほどの子実体を作ることもあります。野生のマイタケは「幻のきのこ」と言われるほど貴重なきのこです。

山に入ってきのこを採る人が在りかを絶対に教えないそうですね^^ある意味で財産です。

と言うわけで現在流通しているのはほぼ人工栽培です。

マイタケは殆どの料理に相性がよく炒め物から揚げ物・焼き物・汁物なんでもいけちゃいます。

ただ黒い色になるので料理の色に影響を与え汁物なんかは美味しいけど使いづらいです。

マイタケ特有のたんぱく質分解酵素があり茶碗蒸しなんかは固まりにくくなります。(先にマイタケに火を通せば大丈夫ですが・・・)

逆を言えば生のマイタケを細かく切ってお肉に馴染ませて料理するとお肉が柔らかくなり旨みも増します。  


Posted by きのっきー at 17:25Comments(0)真面目なきのこの話